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【シャンプーで髪質改善!?】界面活性剤のはなし

こんにちは
アシスタントの文珠です。

前回のブログに引き続き、シャンプー剤の成分についてです。

先日、Twitterでこんなツイートが話題になっていました

この「硫酸」「スルホン酸」は
『界面活性剤』の種類になります。

界面活性剤とは


シャンプー剤は4つの構成成分でできています。

洗浄成分
増粘、加脂剤
③コンディショニング成分
④香料、その他

このうち①②の働きをしているのが界面活性剤です。

前回のブログでお話した○○系シャンプーは、その界面活性剤を元に分類されているものになります。

↓↓前回のブログはこちら↓↓

そして、「硫酸」「スルホン酸」が含まれている界面活性剤は主に
1.サルフェート系(高級アルコール系)
2.オレフィン系
に分類されるものです。

市販のシャンプー剤の多くはこれらの界面活性剤を主な洗浄成分にしています。

なぜなら
これらはシャンプー剤に使用される界面活性剤の中で

・洗浄力が高い
・泡立ちやすい
・安価

という特徴があります。

しかし、洗浄力が高いがゆえの
・刺激性の強さ
も、あります。

洗浄力が強いものだと、保湿成分までもを分解し、落としてしまいます。

今回話題になったツイートはそこに注目しての話だと思われます。

ですが、あくまでこれは「比較的」の話であり、
市販製品の多くは安全性試験を行って販売されているものがほとんどかと思われるので、
健康な頭皮、毛髪の方でしたら
「危険だ!」「悪だ!」と過剰に気にする必要はないかと思います。

ただし、前回のブログにもあったアミノ酸系シャンプーなどに含まれるアミノ酸系の界面活性剤と比べたら、
今回の高級アルコール系やオレフィン系の刺激が強いのは事実ですので

・ヘアカラーを長持ちさせたい 
・パーマを長持ちさせたい
・縮毛矯正等を長持ちさせたい
・肌が弱い、乾燥が気になる

という方は避けた方がいいかもしれません。

美容室にあるシャンプー剤には、
高級アルコール系やオレフィン系界面活性剤が含まれているものは少ないです。

含まれていたとしても、組み合わせて穏やかに作用させる成分が一緒に配合されていたりします。

美容室のシャンプーは市販に比べて値段も高くなってしまいますが、このように中身が違ってきます。

今使ってるシャンプーなんか合わない気がするな…とか、
最近乾燥が気になって…などお悩みの方は、一度お使いのシャンプーの裏面を覗いてみてください。

そして&Daysにご相談にいらしてください♪

一人一人に合ったシャンプー探しのお力添えができたら幸いです。