anddays Journal vol.5 「40代になると、美容の目的が変わる。」

先日、美容業界誌で興味深いデータを見ました。

40代女性を対象にした調査で(男性にも当てはまる部分は多いと思います)

この10年間で美容の目的が
「他人に綺麗・若く見られたい」から
「自分が心地よく過ごしたい」へ変わったと答えた人が45.3%。

この結果には納得です。

美容はやめていない。ただ、方向が変わった

40代以降になると、意識的に減らしたものとして

  • 痛みを伴うハイヒール
  • 厚塗りのファンデーション
  • 過度なアイメイク

などが挙げられてました。

一方で、時間やお金をかけているのは

  • スキンケアや肌質改善
  • 食事などのインナーケア
  • 睡眠の質
  • ヘアケアや頭皮ケ

とのこと。

美容への興味がなくなったわけではなく、

むしろ「盛る美容」から「整える美容」へ変わっている。

見た目を足すことより、コンディションを整えることへ。

これは男性にも共通していて、僕自身もリカバリーウェア(BAKUNE)を使い始めて、朝の体の軽さの違いを実感しています。

髪も同じように変わっていく

若い頃は

流行の髪型にしたい
少しでも若く見られたい
人から良く見られたい

そんな気持ちが中心にあったと思います。

それはそれで、美容の楽しさです。

ただ年齢を重ねると、基準は少しずつ変わっていきます。

  • 自分に似合っているか
  • 毎日ちゃんと扱えるか
  • 無理をしていないか

白髪をすべて隠さなくてもいいし

クセを毎朝必死に伸ばさなくてもいい。

流行に合わせる必要もない。

大事なのは

今の髪質や状態も含めて、自分が気持ちよくいられるかどうか。

「若く見せる」から「どう生きたいか」へ

美容の世界では「アンチエイジング」という言葉がよく使われます。

ただ最近、この言葉には少し違和感があります。

年齢を重ねることに“抗う”ことだけが、美容の目的なのか。

シワがあってもいいし

白髪があってもいい。

もちろん、染めたい人は染めればいいし、

若く見えることが嬉しい人もいる。

どれも正解です。

大事なのは

誰かの基準ではなく、自分で選んでいること。

若く見せるためではなく、
自分が心地よく過ごすために整える。

「Anti Aging」よりも
「Well Aging」

そのほうが、今の時代の美容にはしっくりきます。

美容室の役割も変わっていく

美容室は髪を整える場所ですが、それだけではないと思っています。

仕事や生活のこと、
朝どれくらい時間をかけられるか、
最近どんなことに困っているか。

そういった話の中から、その人にとって無理のない髪を一緒に考える場所。

だからanddaysでは

「最近どうですか?」

という何気ない会話を大切にしています。

髪だけでは見えないことが、そこにたくさんあるからです。

40代からの美容は「引き算」ではなく「選択」

「若く見せる」よりも
「今の自分が心地いいかどうか」

40代からの美容は、何かを足し続けることではなく

自分にとって本当に必要なものを選んでいくこと。

そして美容室もまた、

その変化に寄り添える場所でありたいと思っています。

anddays Journal|ダイゴロウ